雨宮先生雨宮先生

自己破産申し立てが受理されても、裁判所から債権者に通知されることはありません。
裁判所から債権者へ通知されるタイミングは、自己破産手続開始の決定がされてからになります。

自己破産申し立てが受理されたら裁判所から債権者に通知がいかない?

自己破産の通知が送られる郵便

自己破産申し立てが受理されても、裁判所から債権者に通知はいきません。
迅速に取り立てを止めるためには、自身で債権者へ自己破産に至った旨を通知する必要があります。

自己破産申し立てから債権者に通知するまでの流れ

通知までの流れ

①裁判所に自己破産の申し立てをする

②裁判所に受理されると”受理通知書”が発行されます
※この時点では、裁判所から債権者に自己破産の通知はいきません。

③自分で債権者に、自己破産申し立てをした旨を通知する
※この通知を受け取った時点から、債権者は債務者への取り立てを禁止されています

④裁判所が自己破産手続開始の決定

⑤裁判所から、債権者宛に自己破産手続開始の通知が送られます

このように、自己破産申し立てが受理された時点で、自身で債権者に向けて自己破産の申し立てをした旨を通知します。
債権者は、通知を受け取ったときから破産手続き中の取り立てが禁止されています。

この通知を受け取った大手金融会社は、法律を破って行政指導をされることを恐れ、取り立てを止めます。

雨宮先生雨宮先生

弁護士を代理人としている場合は、弁護士が債権者宛に”介入通知”を送ります。
この通知にも取り立てを止める効力があるので、自分で債権者に通知を送る必要はありません。

自己破産申立の通知を債権者送付に必要なもの(個人で手続きを進めている場合)

申立人は債権者からの取り立てを止めるために、自己破産申立の通知をする必要があります。この手続きに必要なものは、以下の3つです。

自己破産通知手続きに必要なもの

  • 受任通知のコピー(債権者分)
  • 封筒(債権者分)
  • 郵便切手(※定型郵便の場合は82円×債権者分)
雨宮先生雨宮先生

この通知は、郵便以外にFAXでの送付も認められています。

弁護士が債権者に通知する(受任通知・介入通知)

弁護士が債権者に通知

弁護士を代理人にしている場合は、申立人(あなた)に代わって送付手続きを行います。

弁護士から債権者に通知するときは、受任通知・介入通知という通知を送付します。

この受任通知・介入通知には、「私(弁護士)が債務者に代わって、債権の対応窓口になります」と債権者に伝える意図があります。

雨宮先生雨宮先生

この弁護士からの通知にも、取り立てを止める効力があります。

ほとんどの自己破産では、弁護士が間に立って行っていますので、自分で送付手続きをするケースは少ないですね。


今回のまとめ

自己破産申し立てが受理されても、裁判所から債権者宛に自動的に通知が行きません。自身で、自己破産申し立てを受理後に債権者に通知する必要があります。

しかし、弁護士を代理人にしているときは、代わりに弁護士が債権者宛に通知(受任通知・介入通知)をするため、自身で通知する必要はありません。

雨宮先生雨宮先生

自己破産申し立ての手続きを個人ですると、書類の不備や面倒な手続きが多いため、精神的な負担も少なくありません。

「弁護士に依頼したいけど費用が心配」という方でも、債務整理専門弁護士事務所だとほとんどが分割支払いの対応をしています。