雨宮先生雨宮先生

連帯保証人にサラ金・消費者金融・闇金が取り立てに行った場合、連帯保証人は借金を返済する義務があります。

ですが、金融業者にだまされて連帯保証人となった場合は、支払い義務はありません。

連帯保証人にサラ金・消費者金融・闇金が取り立てに行ったらどうする?

連帯保証人に取り立てする男性

連帯保証人には、債務者と同じく借金の返済義務があります。
業者にだまされて連帯保証人になったとき以外には、借金を返済しなくてはいけません。

連帯保証人になっていたら・・・

  • 借金の返済をしていく
  • 個人再生・自己破産・任意整理をする
  • 債務者に資産がある場合、資産の売却をするように説得する
  • 弁護士に相談する

保証人と連帯保証人はどう違う?

保証人・連帯保証人という言葉を聞きますが、この2つの違いについて理解している方は少ないと思います。保証人と連帯保証人の違いについてご紹介していきます。

1.保証人とは

  • 借金の返済義務が債務者の次になっている(債務者が支払えないときに催促される)
  • 債務者に売却できる資産がある場合に、債権に対して強制執行するように主張できる
  • 保証人が複数居る場合に、頭数で割った金額の返済ですむ(例:借金300万円に保証人3人のときは、1人100万円)
  • 債務者が死亡したときは相続人が遺産相続を放棄した場合のみ、返済義務がある

2.連帯保証人とは

  • 債務者の返済義務と同程度の返済義務がある
  • 債務者が支払える状況であっても返済が遅れたらとき、支払いの催促を受けたら返済しなければならない
  • ”根保証”がある借金の連帯保証人になると、その上限額の返済義務を負うことになる
  • 債務者が死亡したときに、返済義務がある(相続人がいても債権者から請求される可能性がある)
雨宮先生雨宮先生

分かりにくいのですが、保証人よりも連帯保証人の方が責任が重いのです。
今は保証人契約をすることはほとんど無くなっていて、連帯保証人契約を結ぶケースが99%以上です。

根保証とは?

”根保証”とは、借入れ金額の上限がある保証契約のことです。例えば、書類にサインしたのは60万円の借入れでも、その後に債務者が上限額の300万円まで借りたら、300万円までの連帯保証人になりますという意味を持つのです。

雨宮先生雨宮先生

連帯保証人になる場合、契約書に記入・押印する前に「この保証は上限金額はいくらまでですか?」と確認することも大切です。
50万円だと思っていた借金が、いつの間にか1000万円になっていた・・というケースもあるくらいです。

金融業者にだまされて連帯保証人になっていたらどうする?

騙されて連帯保証人になったら

実際に、金融業者にだまされて連帯保証人になっていた場合は、保証契約事態を無効にできる可能性があります。

連帯保証人契約を無効に出来るケース

  • 本人の知らない間に代筆で契約した場合(例:債務者が勝手に書類を作成した)
  • 金融業者に「実際には返済義務はありません」と嘘をつかれて連帯保証人になった
  • 金融業者から脅されて連帯保証人になった
  • 上限金額や自動更新されることを知らずに根保証契約をした
  • 未成年者を連帯保証人にした(親権者の同意がなくした保証契約の場合)

連帯保証人の解除をするには弁護士に依頼するべき

金融業者にだまされた・債務者に勝手に連帯保証人にさせられた場合は、弁護士に依頼して連帯保証人の解除をしてもらいましょう。

法律を理解していないと、金融業者側の不手際・詐欺行為などを訴訟することは難しいのです。
悪質な金融業者が相手の場合も、間に弁護士が入り交渉してくれるため精神的ストレスも少なくなります。

雨宮先生雨宮先生

弁護士に依頼する場合は、サラ金・消費者金融・闇金の問題解決の実績があるところに相談に行きましょう。
自分で探すのが難しい場合は、日本弁護士会に相談してみましょう。

【関連外部サイト】日本弁護士連合会 弁護士検索

闇金が取り立てに来た場合の対処法

闇金が取り立てに来た場合は、警察へ連絡します。

利息制限法を守っていない不当な利息を乗せて返済を求めてくることじたい、違法行為にあたります。

闇金からの借金は任意整理できますか?」のページで対処法を書いていますので、ご参考ください。

「連帯保証人にだけはなるな」と言われる理由は?

もし、あなたが連帯保証人になったとして考えて下さい。
債務者が借金の返済が出来なくなった・行方不明になった・死亡した・自己破産したときには、連帯保証人に支払い義務が移ります。

つまり、自分が借りたお金ではないのに返済する義務だけを、請け負うことになるのです。

ですから、大きな借金の連帯保証人になるときは、最悪はあなた自身も自己破産することになるかもしれないと、覚悟しましょう。

雨宮先生雨宮先生

友達・知人・親族の力になりたいと思っても、連帯保証人になるのは避けましょう。
そして、借金問題の相談先を調べて教える・収入のいい仕事を紹介してあげることなどで、力になってあげてください。


今回のまとめ

連帯保証人にサラ金・消費者金融・闇金が取り立てに行ったら、債務者と同じく借金の返済をする義務があります。

借金の総額にもよりますが、連帯保証人が選べるのは、返済して完済する・個人再生・任意整理・自己破産をする・債務者本人に支払いを促す(資産があれば売却を勧めるなど)ことです。

ですが、金融業者にだまされて連帯保証人になったときは、弁護士に相談して対処しましょう。

雨宮先生雨宮先生

身に覚えのない借金の取り立てが来たら、すぐに返済しないようにしましょう。
国民生活センターや弁護士などに相談してから、対処方法を決めることが重要です。