雨宮先生雨宮先生

「契約書や明細、取引履歴が無いから過払い金の請求はできないんだ」と諦めていませんか?

古い借金で契約書が無くても、過払い金を取り戻すことは出来ます。
そして、今返済している借金の契約書が無い場合でも過払い金請求が出来て、借金が減ったり、借金が無くなってお金を取り戻せる可能性もあります。

古い借金で契約書や取引履歴明細が無くても過払い金の請求ができます

借金の契約書と取引履歴明細

古い借金の場合、完済して何年かすると契約書や取引履歴明細書を捨ててしまったり、無くしてしまうこともありますよね。

ですが、借金の契約書や取引履歴明細書が無くても、過払い金の請求はできます。

借入れをしていた消費者金融・ローン会社・貸金業者から、取引履歴明細を取り寄せられるからです。

この取引履歴を元に、法定利息での借金額を計算して、過払い金額を算出します。ですから、契約書を無くしてしまっても、過払い金の請求を諦めなくて大丈夫です。

古い借金でも過払い金が取り戻せる条件は?

古い借金でも、過払い金の請求が可能な条件とはどんなものでしょうか。

任意整理で過払い金請求が可能な条件

  1. 原則として、完済してから10年経過していないこと
  2. 完済後、すぐに同じ貸金業者から借入をした
  3. 返済の途中に限度額を広げるために、借り換えをした

過払い金には時効がある

過払い金の時効は10年間と定められていますが、これは「完済してから10年間」です。ですので、15年前からの借金があっても、完済したのが10年前以内であれば、過払い金請求ができるのです。

【関連ページ】過払い金が請求できる時効期間は?

完済後に借り直しや、途中で借り換えをした場合

また、完済後に同じ消費者金融から借り直したり、借金の返済途中で別の消費者金融に乗り換え(借り換え)た場合でも、完済後10年間以内であれば過払い金が発生している可能性は高くなっています。

【関連ページ】10年以上経った過払い金は請求できる?

雨宮先生雨宮先生

古い借金の過払い金を一人で調べて請求することは大変な手間になりますので、弁護士・司法書士に相談してみましょう。
債務整理専門の事務所では、無料相談を行っているところも多くなっています。

過払い金を請求するとブラックリストに載る可能性がある

過払い金請求のブラックリスト

まだ返済中の借金について過払い金を請求すると、ブラックリストに載る可能性があることを知っておきましょう。

ブラックリストとは?

ブラックリストに載るって、悪いイメージですよね。でも実際には、ブラックリストという名ではなく、”個人信用情報”というものになります。

この個人信用情報は、信用情報を扱う専門の機関が作っています。

新しく借入れをする顧客が来た場合「この人にお金を貸しても大丈夫なのか」と過去から現在の借金状況や返済具合、過去に借金整理をしていないかを、各個人信用情報を扱う専門機関に照会して審査をしています。

【日本の信用情報機関の種類】

現在日本にある信用情報機関は、消費者金融・サラ金が用いる日本信用情報機構(JICC,旧全国信用情報センター連合会、旧シービービー)、信販会社やクレジットカード会社が利用するCIC(シーアイシー)、全国の銀行が用いる全国銀行個人情報信用センター(全銀協)があります。
他には、全国銀行協会・社団法人・日本クレジット産業協会が一緒になって構築しているRIN(リン)というデータベースや、日本情報センターのPRISがあります。

これらの情報機関は、個人でも申込みすれば信用情報を開示してもらうことができます。

ブラックリストに載るとどうなるか?

個人信用情報に任意整理をして減額をした・借金を完済せずに自己破産をしたなどの情報があると、新しい借入れやカードの作成、ローンを組むことが出来なくなります。

自己破産をすると7年~10年は借入やクレジットカードを作れなくなりますので、任意整理の場合はブラックリストに載る期間が5年に設定されている個人信用情報が多い状況です。

【関連ページ】ブラックリストに載るとどうなる?仕事は続けられるか

雨宮先生雨宮先生

過払い金を請求するときは、弁護士・司法書士にブラックリストに載る可能性についても確認しておきましょう。何も知らずに、任意整理後にカードが使えなくなって困ったりしないように事前に知っておくことが大切です。

過払い金請求をしてブラックリストに載るケース

任意整理でブラックリストに載ってしまうケース

  • 借金の返済途中で過払い金の請求をしたが借金が残ったとき(借金を完済するのに、過払い金が足りなかった場合)
  • 借金の返済途中で過払い金の請求をして、過払い金で完済になった場合

借金の返済途中で過払い金の請求をして完済になった場合は、一時的にブラックリストに載ります。

この場合は、過払い金請求の和解がされた時点でブラックリストから外れます。
ですが、この過払い金請求の手続き途中では借入れや更新が出来ないため、注意しましょう。

過払い金を請求してから解決するまではいろんなケースがありますが、短くて1カ月、長いと半年以上になることもあります。

ブラックリストに載らないケース

借金の完済後に過払い金の請求をしたときは、ブラックリストに載りません

実は、過払い金の請求が始まった当初は「契約の見直し」と判断されて自動的にブラックリストに載ってしまいました。

ですが、”支払い過ぎたお金を返してもらうことは、信用情報とは関係ないもの”とされて、完済した借金の過払い金の請求に関しては、2010年4月19日にブラックリストに載せることを廃止されたのです。


今回のまとめ

古い借金の契約書を無くしてしまったときも、借入れをした消費者金融・ローン会社・貸金業者から取引履歴を開示してもらい法定利息で再計算をして、過払い金の金額を出せます。

ですから、契約書を無くしてしまっても過払い金の請求を諦める必要はありません。

雨宮先生雨宮先生

過払い金請求をするときは、和解した後に自動的にブラックリストから解除されない会社もあるため、確認の連絡をする必要があります。

この辺の手続きは、債務整理専門の弁護士や司法書士に依頼すれば代行してもらうことができます。