雨宮先生雨宮先生

少しでも早く、借金・債務を返すために家計簿をつけて収入と支出を把握して節約を始めましょう。これは、借金を完済した後も新たに借金をしない予防にもなります。

実際に家計簿をつけてみる

早く借金を返済するための節約家計簿

家計簿を付けた経験がない方は、「どんな風に家計簿をつければいいんだろう」と不安に思われますよね。

まずは本屋さんで家計簿を購入するか、パソコンをお持ちでしたらエクセルで簡単に作成できます。また、スマートフォンンの家計簿アプリ「Zaim」も無料で使うことが出来ます。

この家計簿を付けて節約することを癖にすると、借金問題を解決した後も続けることによって貯蓄ができるようになります。そうすると、急な出費があっても貯蓄から賄えるため借金をする必要がなくなるメリットもあるのです。

家計簿の項目はどんなものがある?

家計簿に記帳する項目は、現在の支出のすべてです。一般的な項目は下記の表を参考にして下さい。

項目 詳細
住居費 家賃や地代・管理費・火災(地震)保険など
食費 家族全員分の食事・嗜好品(ジュース・アルコール・菓子)・出先の外食(出前・ランチ・給食など)
 借金の返済  住宅や車両ローン・クレジット・ショッピングローン・その他の返済など
水道・光熱費 上下水代・電気代・ガス代・暖房に使用する灯油代
教育費 学校や塾の授業料・教材費・行事への参加費など
教養・娯楽費 新聞・雑誌・書籍・NHKや有料放送の受信料・DVDのレンタル料・旅行・習い事の月謝など
交通費 電車・バス・タクシー代
通信費 固定電話・携帯またはスマホ料金・インターネット回線費など
医療費 薬代・医療費・医療保険・介護費など
衛生費 理美容院代・バストイレ用品・ハミガキ用品など
交際費 プレゼント・親戚付き合いやお客様への接待など
車両費 ガソリン・自動車保険料・車検代・メンテナンス費用など
税金 所得税・住民税・社会(国民)保険料など
特別費 冠婚葬祭費・消耗品の買い替え費用(家電や家具など)緊急な出費など
お小遣い 食費に含めないタバコやコーヒー代・個人の趣味用品など
貯金 毎月の貯金や貯蓄型の保険など

パソコンで作成するのが面倒な方は、下記の”家計簿(エクセル)”をご利用下さい。また、スマートフォンでは先ほどご紹介したZaimの他にも、”家計簿アプリ”のZeny・おとなのおこづかい帳・ぽちれこ・かけ~ぼ・かんたん家計簿など無料のものがあるので便利です。

【関連リンク】
家計簿(エクセル)

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最初の1ケ月の支出分から収入を引いていくら残ったでしょうか?自分では、節約しているつもりでも、まだまだ削れる部分があったりします。

どんな節約を実行すればいい?

家計簿をつけてみたけれど、「どこを節約すればいいか分からない」と思う人もいらっしゃると思います。一般的な節約の方法を6つご紹介しておきます。

1.固定電話を解約する

固定電話と携帯やスマホを持っている場合は、固定電話を解約します。毎月の基本使用料がカットされるため、1,000~3,000円程度の節約になります。

仕事でFAXが必要などの場合は、解約をお勧めしませんが現在では、メールにファイルを添付する方法でFAXの使用頻度も減ってきているので、固定電話を持っている価値がないのです。

解約前に、固定電話しか教えていない親族には携帯(スマホ)の番号を教えておきましょう。何も言わずに解約して連絡をつかなくなると不要な心配をかけてしまいます。

2.携帯(スマホ)を格安SIMにする

一番節約しやすいのが、携帯(スマホ)のパケット代です。格安SIM携帯(スマホ)にすることで、毎月3,000円~5,000円度の節約ができます。

どうしても仕事で大容量のパケットが必要な場合は、wi-fiスポットを利用したりモバイルルーターをレンタルまたは、購入してパケット代を節約しましょう。

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現在では、多くの会社がSIM携帯(スマホ)やモバイルルーターを販売しています。携帯やスマホでインターネットの接続を利用することが少ない場合は、パケ放題から1GBずつ購入するプランに変更することでも節約になります。

3.基本的に自炊をしましょう

コンビニやスーパーの惣菜や外食を控えて節約をしましょう。

仕事で疲れて帰ってから食事を作るのが面倒だと、つい食べてまたは買って帰りたくなるものです。

そうした毎日が積み重なると、毎月食費が4~6万円になってしまいます。毎日、自炊するのが面倒な場合は作り置きをすることで手間を省けるのです。これだけでも、毎月2万円は節約が可能です。

例えば、ごはんはまとめて5合程度を焚いて1食分ごとにラップでくるんで冷凍しておきます。おかずも多めに作っておいて、冷凍しておくだけで後は温める・揚げるだけにしておけば簡単に作れます。

ですから、休みの日に1週間分のごはんやおかずを作り置きしておくことをお勧めします。そして、まとめて作ることによって電気・ガス代の節約にもなるのです。

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毎日、自炊をするのは大変だと思うかもしれませんが、実際にしてみると良い素材をより安く買うこと・レシピを探すのも楽しくなってくるものです。

4.交際費の見直し

友達や会社の同僚との付き合いは大切ですが、自分が使える交際費を考えて行動するようにしましょう。

例えば、ランチに付き合うのは月に2回と決めて友達に借金のことを言いたくなければ、「欲しいものがあって節約しているから、お弁当を持ってきている」と伝えると無理に誘われることも無くなります。

後は、誕生日のプレゼントやお祝いは金額が決まっていない場合は、自分のできる範囲でしましょう。例えば、手作りのお菓子とちょっとした小物など、気持ちのこもった品をプレゼントします。

友達や同僚に見栄を張るよりも、早く借金を返済して余裕ができたら改めてお祝いをするようにして下さい。それでも、金額が気になるなら「今月ピンチで余裕ができたらごはんを奢るね」と一言添えて渡しましょう。

5.エアコンの設定温度を1~2度低く・高くする

電気代を節約するために、エアコンの温度設定を1~2度控えましょう。たまに「節約のためにエアコンは一切使わない」という方がいらっしゃいますが、猛暑の場合は体調を崩すので、ここは我慢しなくても良いでしょう。

どうしても、もっと電気代を節約したいと思っている方は、休日には図書館や無料の美術館などの公共施設やドリンクバーがあるファミレスで読書などを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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現在では、電気会社を選べるようになったため各社のお得なプランを考慮してみましょう。インターネット上で、各社に乗り換えた場合のシミュレーションが出来ますので、1度調べてから契約を考えて下さい。

6.通販でのショッピングを控える

現在では、インターネットでボタンをクリックするだけで欲しいものを購入できます。ですが、簡単に買えてしまうために「本当に必要なものなのか?」と考えずに無駄遣いをしてしまいがちです。

欲しいと思ったものは、その場で購入せずに実際にお店やリサイクルショップを回って現金で購入をしましょう。そうすることで、お金を払うときに「今月は余裕がないから購入を控えよう」と感じるのです。

そして、やっぱり必要だと感じたときだけ購入をするようにして下さい。

節約を実行して借金を早く完済した人の例

家計簿をつけて節約をしても、どの程度の効果があるのか分からないため、実行する気がおきない方もいらっしゃると思います。実際に節約してどのくらいの支出を抑えられたのか、2つの例をご紹介していきます。

Aさん 男性(38歳)妻と小学生の子供2人の例

項目 返済可能額

(収入-支出)

借金総額 返済期間
節約前  45,000円 1,600,000円  36ケ月
節約後 80,100円 1,600,000円  20ケ月

(利息の再計算はしていません)

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Aさん家族は、節約によって当初36ケ月かけて完済する予定だった借金を20ケ月での返済が出来ました。

1.夫婦のスマホを格安SIMに変えた

2台のスマホを格安SIMに変更した結果、月に8,000円の節約ができました。
Aさんは、通勤中に動画を見たりしていましたが変更後は古本屋で購入した小説や図書館で借りた本を読むようになりました。そして、夫婦間の電話を控えて基本的にLINEで連絡をとるようにしました。

2.月3度の外食を1度にした

月3回で18,000円程度を外食に使っていたため、1回に減らして6,000円と決めました。外食に行かなかった月の分は子供たちの誕生日プレゼントの購入費に使いました。

3.休日はお弁当持参で公園やハイキングに出掛けた

天気の良い休日は、お弁当を持って公園・海・山に行くようにして、雨の日は子供たちとお菓子作りを楽しむようにしてレジャー費を抑えました。
以前は、DVDを借りたり・遊び場付きのファーストフード店・ゲームセンターに連れて行っていたので、月に10,000円程の節約が出来ました。

4.止水ボタン付きシャワーヘッドに交換した

シャワーヘッドの交換前は、髪や身体を洗うときはシャワーを出しっぱなしだったため節約できる止水ボタン付きのシャワーにしました。その結果、水道代とガス代が月1,100円節約できました。

普通のシャワーヘッドだと、1回とめる毎にお湯の温度も下がるためガス(電気・灯油)も使用料が増えてしまうことをご存じでしょうか?そのため、止め水シャワーヘッドに交換することにより水道代だけでなく、ガス(電気・灯油)の節約にもなるのです。

5.夕方からは居間で家族全員で過ごし他の部屋の電気を消した

節約前は、夕飯後は各自が別の部屋で過ごすことも多かったためエアコン・電灯・テレビなどに使用される電気代がかかっていました。
その無駄な電気代を節約するために、夕方から寝るまでの間は家族全員が居間で過ごすようにしました。その結果、月に4,000円の節約ができました。

※Aさんは、それまで子供たちと会話することがあまりありませんでしたが、家族で一緒に過ごす時間が増えたため、子供たちと会話が増え楽しい時間を過ごせるようになりました。このような嬉しいメリットもあるため、実行してみてはいかがでしょうか。

Bさん 女性(27歳)一人暮らし

項目 返済可能額

(収入-支出)

借金総額 返済期間
節約前 18,000円 660,000円  37ケ月
節約後 49,510円 660,000円  14ケ月

(利息の再計算はしていません)
※上の表は、節約分をすべて返済に加算しましたが、15,000円程度を貯蓄にまわしてもう少し気持ちに余裕を持って返済計画を考えることも可能です。
無理せずに、自分のできるペースで返済を繰り上げていきましょう。

1.外食を減らし自炊に変更した

友達と週に2度の外食を1度に減らし、その他の食事は自炊に変更したことにより月18,000円の節約をしました。
Bさんは、それまで食事はコンビニやスーパーの惣菜やパンを購入していたため、外食費を含め食費に49,000円程度を使っていました。自炊を初めてからは、31,000円に抑えられました。

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Bさんの場合は、友達との付き合いを大切にしたいため外食を週1回以下に減らしませんでした。この外食費を捻出するために、自炊や他の欲しいものを我慢して節約をしました。

2.通販での購入を止めた

節約前は、お店に行って洋服や電化製品を買わずにインターネットで探して、即購入をしていたため不必要な買い物もよくありました。現在は、通販ショッピングをやめて自分でお店に行き商品や値段を考慮して、購入するか決めるようになりました。
結果、粗悪品や不必要なものを買うことが無くなり月に6,000円の節約になりました。

3.携帯を格安SIMに変更した

Bさんは、格安SIM携帯に変更して月々7,400円支払っていたスマホ代を1,980円に抑えました。友人との電話は、LINEや無料通話を使用して基本料で済むようにしました。

4.高額な物の購入は1ケ月考える

高額な家電や服飾品の購入は、1ケ月考えて必要と判断するようにして無駄遣いを控えました。
例えば、友達の結婚式に着ていくドレスを購入するか悩んだときに、「次に着るのは何年後になるか分からない」と思い、他の友人から貸してもらうことにしました。

Bさんは、この方法を実践して年間40,000円の節約に成功しました。

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その場では、必要だと思っても余裕を持って考えたとき「どうしても必要な物ではない」と気づくことがあるのです。ですから、高額なものは1ケ月程考えから購入するか決めましょう。

5.休日はWi-fiスポットがあるカフェで過ごした

Bさんは、インターネットで色んな情報を探して読むことが好きなので、Wi-fiスポットがあるカフェでインターネットサーフィンを楽しみました。

そうすることで、部屋で過ごす電気代の節約にもなりました。その結果、月に1,200円の節約が出来ました。

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現在では、色んな飲食店でもWi-fiスポットが設置されています。そして、ダウンロードや検索がしたいときはそういう場所を利用して携帯(スマホ)のパケット代を節約しましょう。

今回のまとめ

毎月、家計簿をつけることで自分の収入に対して支出が合っているか知ることができます。

現在では、格安SIM携帯(スマホ)や電力自由化により電気代を削減したり、自炊をして交際費や通販ショッピングを控えることで節約することも出来ます。

そして、家計簿を続けてつけることで節約できた金額が目に見えるため、継続しようという気持ちになります。節約できたお金は、返済にまわして借金を少しでも早く完済しましょう。

雨宮先生雨宮先生

家計簿を付けて節約をすることは、今後は借金をせずに自分の収入で生きていくために身につけておいて損はありません。ですから、最初は面倒に感じても頑張って続けてみて下さい。
そして、借金を完済後は貯蓄が出来るように頑張ってみましょう。