雨宮先生雨宮先生

借金返済に追われた生活をしていると、心身ともに疲れ果てていって、鬱になる方も少なくありません。
解決方法は、債務整理をして取り立てや催促をストップさせること、借金の減額手続きをして利息もカットしてもらって、完済までの道のりを見出すことです。

借金返済鬱を治すには、借金問題を解決するしかない

借金返済鬱の解決方法

多重債務を抱えて借金返済に追われ鬱になってしまう人の生活や心は様々ですが、多くのケースで以下に当てはまっているようです。

借金返済鬱の特徴

  • これ以上借金を増やしちゃいけないと罪悪感を感じつつ、借金を止められない
  • 将来が不安でたまらない
  • ポストや電話の着信を見ることが怖い
  • 人目を過度に気にするようになった
  • 食生活が不安定
  • 夜にぐっすり眠れない
  • 生活リズムが不規則
  • 働き過ぎで過労気味・いつも疲れている気がする
  • 何に対してもやる気が出ないが、ギャンブルや買い物をする時だけ少し元気になれる気がする

これらの症状は、借金癖で身の丈に合わない生活を送っていることへの罪悪感や後悔、増え続ける借金額、いくら返しても減らない借金があることが、常に頭から離れないことが原因で起こります。

解決方法は単純で、借金を全額返済して、借金の無い生活に戻すこと以外にありません。

借金の無い生活に戻す方法は債務整理をすることが近道

借金の無い生活に戻るには債務整理を

借金の無い生活に戻る為には、借金を全額返済するしかありません。ですが多重債務をして増え続ける利息に圧迫されて、いつまでも借金の元本が減らないとどうにもなりません。

こういう場合は、弁護士や司法書士に依頼して”債務整理”を行うことが解決への近道になります。

債務整理とは?

債務整理とは、弁護士や司法書士が「この人はこういう生活状況と収入で、借金を完済できる見込みがありません。借金を減らして利息をカットすれば、完済できる見込みもありますよ」と貸金業者と直接交渉したり、裁判所を通して手続きを行うものです。

債務整理で行われる方法は主に「任意整理」「個人再生」「自己破産」の3つがあります。

債務整理は主に3種類の方法がある!

  1. 任意整理・・2~3割の借金が減額。比較的簡単で短期で解決可能
  2. 個人再生・・5分の1程度に借金減額。裁判所を通すので解決に半年ほどかかる
  3. 自己破産・・最後の手段、借金はゼロになる

1.任意整理とは

任意整理は債務整理の中でも比較的簡単な方法で、まず裁判所を通す必要がありません。弁護士や司法書士が、貸金業者と借金減額を直接交渉して、借金の総額を2~3割減らして、これから発生する利息分も全てカットになるメリットがあります。

また、任意整理を依頼すると、返済の催促がピタッと止まります。催促の電話や督促状も届かなくなるので、精神的に落ち着いた環境を取り戻すことが出来ます。家族や会社に知られる心配もありません。

こういったメリットがある代わりに、個人信用情報機関のリスト(いわゆるブラックリスト)に掲載されてしまいますので、7年間は新たな借金をすることが出来なくなるデメリットがあります。ですが、借金を無くす生活に戻して鬱を治すのですから、借金ができない環境に身を置けることはメリットとも言えると思います。

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任意整理について詳しくは、「任意整理の目的と手続きの流れ」や「任意整理のメリットとデメリットは?」のページでも解説しています。

2.個人再生とは

個人再生(民事個人再生)は、”民事再生の個人版”です。裁判所を通すので半年ほどの時間はかかりますが、借金を最大5分の1ほどに減額できます。例えば300万円の借金があれば、最大60万円まで減額されます。「最大60万円」と書いているのは、どのくらいの財産を持っているか、どのくらいの定期収入があるかで減額幅が変わります。

また、住宅や財産を手放す必要もありません。借金を返せない理由は問われませんし、会社や家族にばれる可能性もほとんどありません。

ですので、主にマイホームを持っていたり、住宅ローンを抱えている人に利用されます。そして任意整理と同じく、取り立ても止まって将来利息もカットされます。個人信用情報にも掲載されますので、7年間は新たな借金をすることができません。

残った借金は、3年をかけて支払いをしていきますが、この間には利息も発生しませんので、自分の収入に合った無理のないペースでコツコツと借金を確実に減らしていくことができます。

個人再生について詳しくは個人再生のメリットとデメリットのページで詳しく解説していますので、こちらもご参考にしてみてください。

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個人再生も任意整理も、借金をしない真面目で前を向いてコツコツと完済に向かう生活を送ることができるので、精神的にも安定していきます。

3.最終手段は自己破産

任意整理や個人再生を検討しても、どう頑張っても借金は返済できないと分かったら、最終手段として自己破産を選択することになります。

自己破産をして免責が認められれば、借金はゼロになります。税金や損害賠償などは対象外です。裁判所を通す必要がありますので、手続き完了まで早くて3カ月、遅いと半年以上かかることもあります。

自己破産と聞くと「かなりの大事で恥ずかしいこと」というイメージを持たれる方も多いのですが、実際には自己破産前と自己破産後での生活は大きく変わりません。

もしマイホームを持っていた場合は差し押さえになって処分される関係で家族には知られてしまいますが、賃貸だった場合は家を追い出されることもありませんし、会社をクビになることもありません。破産者は国が発行している官報に掲載されてしまいますが、普通の企業では官報の破産者をチェックしている人はほとんどいませんので、会社に知られる心配もほとんどありません。

借金がゼロになることで、スッキリと新しい生活のスタートを切ることができますので、手続きを終えると「精神的に一気に楽になった」という方は多いです。

ですが、1度自己破産をするとその後7年間は再び自己破産をすることが出来ません。7年に1回しか利用できない最終手段ですので、自分の収入の状況などに合わせて、よく考えてどの債務整理を選ぶか決めた方が良いと思います。

自己破産について詳しくは、自己破産をするメリットとデメリットは?で詳しく解説していますので、こちらも参考にしてみてください。

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また、自己破産手続き中は就けない職業もあります。詳しくは「自己破産手続き中に制限を受ける職業資格は何がありますか?」のページをご参考ください。

借金返済の悩みは一人で抱えない事、専門家に相談することが借金返済鬱脱出の一歩

借金返済の悩みは一人で抱えず弁護士へ相談

このように、多重債務で首が回らない借金返済生活を送っていたとしても、債務整理を専門にしている弁護士・司法書士に相談することで、解決の糸口を提案してもらうことができます。

解決の方法が分かれば、苦しい返済の生活を終えられるかもしれないという希望も湧きますので、これが返済鬱脱出の一歩になることも少なくありません。

一人で多重債務・返済鬱の悩みを抱え込んでいると、どんどん良く無い事ばかりを考えてしまうものです。
ですので、一人で悩むよりも、思い切って行動を起こして債務整理の専門家に相談してみることをお勧めします。

なにか新しい行動を起こさないと、現状を変えることは難しいのです。

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今は借金相談・債務整理については無料相談を行ってくれる弁護士や司法書士もいますので、こういった事務所を利用されてはいかがでしょうか。