債務者さんからのご質問

債務整理をしたら何回位で返済するのでしょうか?

雨宮先生雨宮先生

債務整理の内容にもよりますが、任意整理・個人再生は基本3年から5年で完済します。そのため、36~60回の分割で支払います。

債務整理の分割返済回数について

債務整理・任意整理・個人再生の分割支払い回数は?
任意整理と個人再生は、基本的に減額後の借金を36回(3年間)で分割で支払っていきます。本人の収入を考慮して、返済期間内で完済出来るようにします。

自己破産は借金が免除されるため、分割返済はありません。

任意整理の分割回数

任意整理の分割回数は、3年から最長10年になるケースもありますが、誰でも10年での返済ができるわけではありません。長くても5年と思っていた方が良いでしょう。

分割回数の決定は、個人の収入と・借金額を考慮して返済可能な回数・金額を弁護士(司法書士)と相談して決めます。

その後、弁護士(司法書士)が債権者と交渉して決定します。返済計画については弁護士・司法書士に相談して決めて下さい。

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個人再生の分割回数

個人再生の分割回数は、3年から5年と定められています。そして、70歳までに完済するとこも条件にあるため、自身の年齢も考慮した上で返済計画をたてる必要があります。

例えば、66歳の場合は70歳になるまでの最長4年間で完済する必要があります。
この期間中に完済が難しいと自己破産を考える必要がありますので、弁護士や司法書士に個人再生か自己破産の手続きのどちらがよいのか相談して下さい。

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自己破産について

自己破産は、借金が免除されるので返済する必要はありません。ですが、税金・公共料金・健康保険・年金の支払いは免除されないため、支払う義務は残ります。

そのため、借金の返済が無くなっても税金や公共料金の支払いで、生活が苦しい日々が続く可能性が残ります。

相談すれば税金の分割払いも出来る

債務整理をしても、税金の滞納分は減額も免除もされません。支払いが難しい場合は、そのまま滞納せずに役所に分割払いの相談をしてみてください。

役所は、毎月の支払額が少なくても本人の支払う気持ちを認めると、分割払いの支払い用紙を出してくれます。例えば、借金の返済がある3年間は、税金の毎月の支払い金額を少額にしてもらい借金を完済後に、税金の返済額の増額も可能です。

国民年金の支払い免除や猶予については、日本年金機構の以下のリンクを参考にして下さい。

【関連外部サイト】保険料を納めることが、経済的に難しいとき(日本年金機構)

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今回のまとめ

任意整理は36回から最長360回、個人再生は36回(3年)から60回(5年)で70歳までに完済します。
自己破産では、税金・公共料金などの支払い義務が残るので、支払いが難しい場合は役所で分割支払いの相談をしましょう。

雨宮先生雨宮先生

「借金を早く完済したい」と無理をして、身体や精神を壊して辛い日々を送るよりも、少し生活にゆとりを持ち借金や税金も計画的に返済することをお勧めします。