債務者さんからのご質問

バンクイック(三菱UFJ銀行のカードローン)で返せなくなった借金の任意整理はできますか?

雨宮先生雨宮先生

はい、バンクイックも任意整理することができます。もしアコムからも借り入れている場合は、両方一緒に任意整理することになります。

バンクイック(三菱UFJ銀行のカードローン)も任意整理が可能

バンクイックのカードローンを任意整理できる
現在では、バンクイックも含めほとんどのカードローンは法定金利(利息制限法を守った金利)での貸付になっているため、債務整理による大幅な減額は期待できません。

ですが、任意整理で将来利息のカットや返済期間の延長などで、毎月の返済金額を減らすことが可能です。

カードローンの任意整理の例

例1:バンクイックと保証会社(アコム)任意整理になるケース

A銀行カードローンから60万円・保証会社のB消費者金融から40万円の、合計100万円の借金があった場合。

借入先 金利 借入額 利息分 返済回数

(毎月返済額)

返済総額
バンクイック 12.5% 110万円 22.5万円 36回

(3.7万円)

132.5万円
保証会社アコム 13.0% 40万円 8.5万円 36回

(1.3万円)

 48.5万円
 整理前の合計  – 150万円 31.3万円 (4.8万円) 180万円
整理後の合計 150万円 ▲31.3万円 48回

(3.1万円)

150万円

バンクイックのカードローンだけの任意整理のつもりで依頼したが、保証会社であるアコムからの借入れがあったため、2社分の債務整理をすることになりました。

減額できたのは将来利息分の31.3万円で、4年間での返済に変更してもらうことで和解できました。

毎月4.8万円の返済が3.1万円の返済になり生活にゆとりが出来ました。

弁護士費用は、2社分の着手金4万円(1社2万円)と、31.3万円の成功報酬15%(4.7万円)の計8.7万円でした。
バンクイックの任意整理をしたことで、弁護士費用を差し引いても22.6万円の減額に成功しました。

例2:バンクイックとB銀行とC銀行のカードローン3社の任意整理になるケース

バンクイックのほかにB銀行とC銀行からの借り入れ。保証会社からの借入れがなかったため、3社の任意整理をした例です。

借入先 金利 借入額 利息分 返済回数

(毎月返済額)

返済総額
バンクイック 12.5% 110万円 22.5万円 36回

(3.7万円)

132.5万円
C銀行カードローン 13.8% 80万円 12.4万円 24回

(4万円)

92.4万円
D銀行カードローン 13.9% 60万円 9.4万円 24回

(3万円)

69.4万円
整理前の合計 250万円 44.3万円 (10.7万円) 294.3万円
整理後の合計 250万円 ▲44.3万円 48回

(5.2万円)

140万円

バンクイック・C社・D社の将来利息44.3万円をカットして、元金である250万円を48回払いで毎月5.2万円の返済で完済することになりました。
任意整理前は毎月10.7万円もの返済でしたので、だいぶ生活にゆとりが出ました。

弁護士費用は、3社分の着手金6万円(1社2万円)と、44.3万円の成功報酬15%(6.6万円)の計10.6万円でした。弁護士費用は分割になりました。
任意整理をしたことで、33.7万円分の借金減額に成功したことになります。

アコムからの借入れがあると一緒に任意整理することになる

上記の1番目の例のように、バンクイックの任意整理をする場合は保証会社(アコム)の借入れがあると、一緒に整理することになります。

なぜなら、バンクイック(銀行)に任意整理の通知が届くと、債権者は保証会社(アコム)に代位弁済の請求をします。

すると、債権者は保証会社(アコム)に移行するためバンクイック分とアコムの合計した債務額を任意整理する必要が出てくるのです。

つまり、銀行系カードローンとその保証会社から同時に借入れている場合は、2社分を強制的に同時に任意整理することが条件となるのです。

下記に銀行と保証会社の表を作成しましたので、参考にして下さい。

銀行名 保証会社名(消費者金融)
三菱東京UFJ銀行 アコム
みずほ銀行 オリコ
三井住友銀行

 

SMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)
ソニー銀行 アコム
楽天銀行 楽天カード・セディナ
セブン銀行 アコム
オリックス銀行 オリックス・クレジット(株)・新生フィナンシャル(株)
りそな銀行 オリックス・クレジット(株)
雨宮先生雨宮先生

任意整理では、整理先の債権者を選ぶことができますが、上記のように保証会社との関係がある場合は両方とも一緒に任意整理をすることになります。

任意整理前に口座のお金を下ろしておきましょう

銀行系カードローンを任意整理する場合は、銀行に債務整理の受任通知が届いた時点で口座の凍結(口座からお金が下ろせなくなる)をされます。

給与振り込みの口座が任意整理対象の銀行だった場合、給料を引き下ろせなくなってしまうことに注意が必要になります。
ですから、事前に預金を下ろしておくことをお勧めします。

雨宮先生雨宮先生

バンクイック以外の銀行系カードローン、消費者金融系カードローンも任意整理をすることができます。