債務者さんからのご質問

お金に困ってヤクザから最初50万円借りました。20日で1割の利息で払っていますが、相手は「元金よりも多く支払っている部分は利息じゃない、礼金だ」と言います。
さらに借り増ししたりして、今150万円まで膨れ上がってしまいました。

もう返せない状況まで来てしまって、どうすればいいか分かりません。自己破産するしかないと思っています。不安と心配で押しつぶされそうです。

雨宮先生雨宮先生

相手から何か危害が加えられそうになることを考えて、警察に連絡できる準備を整えておく方が良いでしょう。

ヤクザからお金を借りてしまったら

ヤクザから借金をして返済できない場合
ヤクザからお金を借りることは基本的には闇金と一緒ですが、返せなくなった時に起こる損害に違いがあります。

闇金の場合は取り立て時に嫌がらせで済むことが多いのですが、ヤクザの場合は組織で何らかの危害を加えてくる可能性があります。

なぜなら、ヤクザは面子と体裁を大事にしている傾向があるからです。一般人にお金を貸して取りはぐれたとなれば、組織内での立場に影響が出ますし、恥になります。
自己破産をして法律上では借金はゼロになるとはいえ、ヤクザがそれで納得するかは分かりません。

ですので、闇金のような嫌がらせだけではなく、強硬手段を行ってくることも考えて、対処法を準備しておかなくてはいけません。

もし自己破産をする場合の準備

もし自己破産をすることをヤクザが知ったとたんに、何らかの強硬手段をしてくる可能性がありますので、最低限以下にご紹介することについて準備をされたほうが良いと思います。

準備しておくこと

  • 1度警察に詳細を予め話しておくこと、担当者の名前を聞いておくこと
  • 闇金に対応した法務事務所に依頼しておくこと
  • 常にレコーダーを携帯して、どんな状況でも証拠を録音できるようにしておくこと
  • すぐに110番できる体制にしておくこと
  • 話せる友人や家族がいたら、何かあったら自分のかわりに110番してもらえるように言っておくこと
  • GPSを携帯して、連絡が付かない場合に誰かに110番してもらえるようにしておくこと。(弁護士か友人)

警察への事前連絡

警察がどんな対応をしてくれるかは、地域や担当者によって変わります。1度電話をして動いてくれない場合でも2度3度と電話をすれば対応してくれることもありますので、問題が起こりそうな時点で1度電話をして「こういう事が起きている」と知らせておくべきでしょう。

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録音機器の準備

また、取り立てや何らかの強硬手段の証拠を残しておくために、録音機器は必須です。

スマートフォンの場合はアプリを立ち上げる必要がありますから、ボタンを1度押すだけで録音できるような、数千円の小型録音機を準備された方が良いと思います。

小型GPSの準備

できれば小型のGPSなどを携帯して、友人などに「定期連絡が無かったら警察に電話して欲しい」などいう対策をしておくべきです。

GPSがあれば居場所が分かります。

闇金対応の法務事務所に依頼しておく

また、闇金に対応した法務事務所に依頼しておくことも必要です。
普通の法務事務所では、ヤクザからお金を借りたとなれば依頼を断ってくる可能性が高いでしょう。

また、闇金でもヤクザでも、お金を貸した相手が法務事務所と警察に通じていることを知れば、足が付くのを恐れてすぐに手を引くこともあります。

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雨宮先生雨宮先生

何があっても良いように、準備をしっかりしておくことが一番の対処法になります。