雨宮先生雨宮先生

サラ金・消費者金融が詐欺罪で訴えると脅してきたら、焦らずに冷静に対応をしましょう。
初から、お金を返すつもりが無くお金を借りたのでない場合は、詐欺罪には問われません。

サラ金・消費者金融が詐欺罪で訴えると脅してきたらどうする?

サラ金・消費者金融が詐欺罪で訴えると脅してきた

サラ金・消費者金融が詐欺罪で訴えると脅してきても、実際に返済するつもりでお金を借りたときは、詐欺罪にはなりません。
ですので、脅されたら冷静に対応する必要があります。

もし、サラ金・消費者金融が執拗に脅してくる場合は、携帯電話やスマートフォンで会話を録音して「借金の取り立てで暴言を吐く行為は違法ですよね、警察に恐喝罪で訴えます」と伝えてみます。それでも、繰り返すときは各種機関に相談をしてください。

専門機関問い合わせ先

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、「警察に通報するとその後の取り立てが悪化するのでは?」と悩んでいる方は、国民生活センターや日本貸金業協会に、金融業者との間入ってもらうことをお勧めします。

詐欺罪にならないケース

実際に詐欺罪で訴えると言われた債務者のケースをご紹介していきます。

Aさん:27歳 女性

Aさんは、数箇所から借金で総額200万円の借金を抱えていました。その返済のために個人事業のD社(サラ金)から30万円を借りました。
2回目の返済まではできたが、生活していくのが苦しくなり自己破産の手続きを開始しました。

Aさんは、他の借金の返済のためにD社からお金を借りて、返済をする気持ちがあったため、詐欺罪にはなりません。

Bさん:33歳 男性

Bさんは、手取り30万円の収入で生活をしていました。ですが、会社の業績が落ちてしまい残業が減ってしまい、手取り22万円になり住宅ローンが支払えなくなったため、サラ金から借入れをしました。

最初の1年は、どうにか返済を続けましたが、光熱費も滞納するくらいになったため、借金の返済ができなくなりました。その後、個人再生をして借金の総額を減らすことができ、小額づつ借金の返済を続けています。

Bさんは、返済する意思を持って借入れをして、実際に1年間返済をしていました。
返済する意思があったため、詐欺罪にはなりません。

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貸金業者が「詐欺だ」と言ってくる場合は、主に闇金であることが多くて、滅茶苦茶な理由を付けてきます。
ですが、自己破産する寸前で借り入れてしまった場合は、詐欺罪になる可能性があります。

詐欺罪になるケース

Cさん:女性 42歳

数箇所から借金をしていて、無収入のため返済できないことを承知で、E社から10万円を借入れて1度も返済しませんでした。その10万円は他の借金の返済に使わず、買い物や旅行に使用。

その1ケ月後、生活費が無いために自己破産の申し立てをしました。

このケースでは、最初から返済する意思がなく借入れをして、他の借金の返済にもあてなかったため、詐欺罪となります。

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このように、最初から返済するつもりがない・返済することが不可能な状況でお金を借りると、詐欺罪になります。そして、詐欺をした場合は自己破産の免責を受けられない可能性が、とても高くなります。

サラ金・消費者金融の脅しに身の危険を感じた場合

サラ金・消費者金融脅して身の危険を感じた男性

サラ金・消費者金融から、詐欺罪で訴えると脅されても怯える必要はありません。
ですが、それ以外の脅し文句・恐喝まがいの言葉をかけられて、身の危険を感じたときは警察に通報してください。

例えば、「借金が返せない場合は、○○の方法で払ってもらうぞ」などと脅してきた場合、会話内容を録音して証拠を残しておきましょう。

貸金業法の取立規制によって、暴言を吐くことは禁止されています。その場で110番するか、証拠を持って警察に相談に行ってください。

【関連リンク】
警察相談専用電話
金融サービス利用者相談室

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警察署に直接相談する場合の窓口は、生活安全課になります。
それでも、相談後も金融業者からの迷惑行為がおさまらないときは、弁護士や金融庁などに相談してみましょう。

債務整理を考えている方へ

借金の返済を続けることが難しくて、これから債務整理を考えている方に特に注意していただきたいことがあります。

それは自己破産申し立て後に特定の債権者にのみ返済をした場合、”免責不許可事由”にあたります。

自己破産をする理由は、「債務者(あなた)に返すお金が無いから、自己破産をして免責を申し出た」ということになります。

にもかかわらず、申し立て後に返済を続けてしまった場合、「返すお金があるじゃないですか」ということになって、免責不許可になってしまう可能性が高くなるのです。

これが免責不許可事由になってしまって、自己破産をしても免責不許可(借金がゼロになることを許されない)になる可能性が高くなります。

【関連ページ】自己破産免責が許可されるケース、されないケースと理由は?

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自己破産申し立て後に金融業者から脅されて返済を続けてしまう人がいますが、これは要注意です。

借金の返済が出来なくなったらすぐに、借金整理・債務整理専門の弁護士・司法書士に早めに相談することが重要です。正しいアドバイスをしてくれます。


今回のまとめ

サラ金・消費者金融が詐欺罪で訴えると脅してきても、実際に詐欺罪で訴えられる可能性は高くありません。
借り入れ時に返済する意思があって、身辺の状況から返せる見込みの証明がある場合は、詐欺罪にはなりません。

ですが、最初から返せる見込みがないことが分かって借りてしまった場合は、詐欺罪になります。

もし悪質な脅しで身に危険を感じたら、警察に通報しましょう。

雨宮先生雨宮先生

金融業者から、悪意のある脅しをされた場合、自宅から避難してください。そして、弁護士や警察に助けを求めてましょう。
身の安全を確保してから、対応することが大切です。